2008年02月04日

感想:江國香織「こうばしい日々」

評価:なし

書名:こうばしい日々

著者:江國香織


内容:
「こうばしい日々」と「綿菓子」という
二本の中編
どっちも若い子供の恋
こうばしい日々は男の子が主人公で
綿菓子は女の子という違いはあっても


感想:
・こうばしい日々
何より印象に残っているのは
作者には申し訳ないが
味噌汁なのだ

具がコーンかなんかが入ってるらしい味噌汁
想像すら難しい

我が家の味噌汁は
豆腐
たまねぎ
キャベツ
ジャガイモ
だいたいこの4つのどれかがメインに
後はわかめなり卵なりが入ってる

しかし、問題はコーンだ

あの黄色いとうもろこしだ

ゆでてもおいしいし
しょうゆで焼いてもいい

だが味噌汁なのだ

食べたくはない





・綿菓子
特になし


単体では、あまり思うことの少ない作品だった

解説で触れられているから
ただの真似事のようだが

やはり二つの作品を比べることに意味がある

どっちも主人公は12くらいだろう

現実で比べてもわかるが
12歳の男の子と女の子では
女の子のほうが明らかに精神的に成熟している

それが作品にもきちっと出ている


こうばしい日々では
男の子はどうみたって幼いし
あどけない

そして綿菓子の女の子は
お姉ちゃんより大人びていたりする


恋するシーンをみても明らかだ

よくわからないながらも
不確かに、手探りで一歩一歩進んでいく男の子

心の中ではいろいろと思い描いて
それでも手の届かないところにいる
大学生の青年に恋する女の子


ぼくが恋したことなくたって
ぜんぜん違うことはわかる


ぼくは男だ
だけど17歳だ

彼らのような12歳の輝かしき日々は失われてしまった
悔いてはいけない

過去には戻れないのだから

どうなるかはわからなくても
ぼくにだって
そのうち彼らのような
ふわふわと漂うような
恋で完結した日がくるかもしれない








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posted by ぽお at 22:54 | 大阪 ☀ | Comment(0) | TrackBack(1) | 感想
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Excerpt: ウィルミントンの町に秋がきて、僕は11歳になった。映画も野球も好きだけど、一番気になるのはガールフレンドのジルのことなんだ…。アメ
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