2007年08月16日

感想:落下する夕方




評価:★★★☆☆(65/100)

書名:落下する夕方

著者:江國香織


内容:淡く不思議なとても長い失恋のお話


感想:
この人の作品は2冊目
とてもおもしろい
そういうわけではない
だがふと読みたくなった
だから読んでみた


以前冷静と情熱の間を読んだ時にも思ったけど
文章の巧みさ

句読点の使い方や語彙の使い方
リズム感
とてもいいと思う

途中はな歌を主人公が歌う
その歌詞を載せていてくれる
リズムはさっぱり分からないのだけれども


内容は別に斬新なものでもないと思う
ただの、といっては失礼かもしれないが
失恋のお話

だけど不思議な関係

分かれた相手の好きな女
その女と同棲している
不思議な不思議な関係

その不思議な女
華子

とても言葉数が少ないから
何を考えているのかわからない
不思議だけれども
何故か落ち着く
何でだろう


どの小説だって言ってしまえばそうかもしれない
ありえないことを書いているのだ
だけど、この人の作品だとその空気が
とてもとても自然に受け入れられる

キーワードはセブンアップ?
と思うほどこの聞いたこともない飲み物が出てくる
(調べてみると実際そういう飲み物があるんですね・・)

本、ひる寝、シャワー、植物
作者がこういったものがすきなのか
前に読んだ作品でもこういったものがでてきたきがする
そして仕事
別に特に大切でもなさそうだが
仕事
これもきっちり出てくる

そして全体として
本当にゆっくり
ただほのぼのとしている

読めば心が落ち着く
そんな気がする


余談:
自分から何かを起こす
それは失っても0になるだけ-にはならない
自分からは何もせず、受身になる
それは失った時-になる


他の方の感想
http://diarynote.jp/d/61721/20070803/
http://xxxruixxx.blog70.fc2.com/blog-entry-228.html
http://blog.livedoor.jp/rururira1205/archives/51108512.html
http://moondiary.blog6.fc2.com/blog-entry-720.html




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posted by ぽお at 17:05 | 大阪 ☀ | Comment(2) | TrackBack(0) | 感想
この記事へのコメント
ぽおさん、はじめまして。
猫耳コーヒーの正夢。と申します。

うちのブログの記事を紹介してくださって
ありがとうございます。
江國香織さんの本を読むとしずかな時間が流れますね。
平仮名であらわす語のやわらかさなど影響を受けたりしています。
Posted by 正夢。 at 2007年08月20日 17:09
こんばんは

ブログの記事を紹介させていただき
ありがとうございます

おっしゃるとおりで
江国香織さんの本を読むと
本当にしずかでステキな時間が流れると思います

ひらがなのあらわすやわらかさ
今まで思ったことはないので
次に彼女の作品を読むことがあれば
意識して
読ましていただきたいと思います

わざわざコメントありがとうございました

Posted by ぽお at 2007年08月21日 21:22
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