2007年08月15日

感想:失踪HOLIDAY



動機:ラノベっぽかった乙一だった

評価:★★★☆☆

書名:失踪HOLIDAY

著者:乙一


内容:貧乏な女の子が
お母さんがお金持ちの男と結婚したため生活は一転
その後母親が死に血のつながりのない父親は
再婚してしまう
家の中に血のつながりのない少女は
自分が愛されてないのでは・・・と思いつつ家出してしまう
そして家出がこうじて狂言誘拐へと発展する



感想:
実はこの本失踪HOLIDAYと「幸せは子猫のかたち」という
すでに読んだことのある作品が一つはいってました
そのことに気づかずに買ってしまって
後悔しているなんてことはありません
いやもう断じてそういうことはありません


というわけでしあわせは子猫のかたちについては触れません
気になる方は以前の感想をごらんになってください


この失踪HOLIDAYという作品は
文庫で170ページほどあり
恐らく今まで読んだ乙一のなかで最も長かった

角川スニーカー文庫から出ていて
途中いくつか挿絵があったりすることなんかから考えると
恐らくこれはライトノベルとかいうものに分類されるのだろう

今まで乙一の作品で思わなかったのだが
この作品は序盤
何だか典型的なラノベにありそうな展開だなぁ・・・とか
思いつつ、あまり好きになれなかった

お金持ちのわがままな少女とか少女とか
狂言誘拐とかその他もろもろとか

しかし、途中からだんだんミセテリっくな展開になっていく
しかも最後にきっちりオチまでついている
途中に張られた伏線もきっちり回収している

今までの乙一のなかで
一番序盤に面白みを感じなかったが
一番ミセテリーとして楽しめた
不思議な作品


書くことが思いつかない
だからやっぱり幸せは子猫のかたちにふれる

これがライトノベルとして出版されたとは知らなかった
僕が読んだときは角川文庫から出されていたのだから

確かに今思えばあとがきで
作者がライトノベルについてなんだかんだとかいていた
そんなきもする

しかし、今まであまりそういったことを
感じることはなかった

だが、失踪HOLIDAY
この作品は強くそのことを感じる

ライトノベルが好きな人
そんな人にミセテリーに触れてもらいたい
そんな気持ちを感じる作品
作者の意図は分からないけれど
だけど読んでるとそんな風におもう作品

誰かにオススメしたいわけでもないし
これは読まないほうがイイヨ
なんていいたいわけでもない

だけど、何か引っかかる
心の中に


他の人の感想
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http://blog.goo.ne.jp/chicken-heart00/e/ce201dcce766623c4e518cb2a6adf91f
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乙一の他の作品



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posted by ぽお at 16:19 | 大阪 ☀ | Comment(2) | TrackBack(1) | 感想
この記事へのコメント
トラックバックありがとうございます。
乙一ってもともと軽妙な文体でさらさら読ませるのでラノベ、向いてるかもしれませんね。でもしっかり本格ミステリだったりする。伏線が見事に回収される心地よさみたいのがラノベしか読まないっていう読者にも伝わるといいなぁなんて思ったり。
トラバ、返しました。
Posted by ねこ姫(にゃ) at 2007年08月18日 00:51
コメントありがとうございます

もともと、著者はラノベを書いていたのではないのでしょうか?


伏線が見事に回収される心地よさみたいのがラノベしか読まないっていう読者にも伝わるといいなぁなんて思ったり。


そうですね
そんな印象をこの作品から受けました

トラックバックありがとうございます

Posted by ぽお at 2007年08月18日 23:12
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失踪HOLIDAY
Excerpt: 失踪HOLIDAY / 乙一 角川スニーカー文庫の本書には2編の物語がおさめられています。『しあわせは子猫のかたち』とタイトルでもある『失踪HOLIDAY』 個人的には前者がお気に入り。 ..
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Tracked: 2007-08-18 00:50
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