2007年08月04日

感想:失われる物語→失はれる物語

評価:★★★★☆(80/100)

著者:乙一
1978年生まれ
本名の安達寛高名義で映像作家としても活動している
17歳で作家デビュー(執筆時16歳)
ある程度貯金が溜まってから、あまり仕事をしなくなった

参考サイト
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%99%E4%B8%80



内容:
僕が読んだのは
角川文庫の失われる物語ISBN4044253064です

Calling You
失はれる物語

手を握る泥棒の物語
しあわせは子猫のかたち
マリアの指
ボクの賢いパンツくん
ウソカノ

上記8作品が収録されています
うちボクの賢いパンツ君と
ウソカノはほんとうに短い作品で
のこり6作品がメイン
(ウソカノに関してはあとがきに変えてとありますからね)


内容は様々



感想:
短編が6個だが
どれも、あまり似通った要素がなく
全てが楽しめた
ただ、一つ一つの作品が重かった気がする
というか非常に重い


理由は
扱った内容をハッピーエンドでもバッドエンドでもなく
不思議な読者に余韻を残すような形で終わらせているから


6作品中
しあわせは子猫のかたち と マリアの指
のニ作品はミステリー
初めの方はミステリーなど無かったので
ミステリー作家などと思っていなかったが
内容は十分で楽しめた
ただ、ミステリーとしては短いため
ミステリーが読みたいならば
伊坂幸太郎の方がボクとしてはオススメ

ボクが一番いいと思った作品は


コーリングユー
失われる物語
傷という順番で収録されているのだが
この傷ではまったきがする

SFちっくな要素も含んでいるので
そこが受け入れられない人もいるかもしれないが
僕は前設定としては
受け入れられるので
これが一番よかったです

恋愛より何より
友情の方がおもしろいんですかねぇ



作品中唯一共通していると思われたのは
主人公であり
主人公はたいていの場合
他人との交わりが極度に苦手で
できる限り、人を信用せず
孤独でいることを好みつつも
本心では人とかかわりたいと思っている

Wikipediaに
「高専時代は友達がいなかった(なぜか人との接触を拒んでいた)ため、一人で本を読んでいる事が多く」
こうあるように作者自身がモデルなのかなと
推測してみたりしたが定かではない


この作者の作品もまた読んでみたいと思った
最近読みたい作者が増えて困る



他の方の感想です
参考にしてください
http://madamon.blog54.fc2.com/blog-entry-119.html
http://kiicho.txt-nifty.com/tundoku/2006/07/post_6cf0.html
http://ipsedixer.cocolog-nifty.com/blog/2007/03/post_7413.html




余談:新しい本は感想を探しやすくていいですね(´・ω・`
アマゾンリンクつけて知りました
失われるじゃなくて
失はれるだったんですね
(´・ω・`








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posted by ぽお at 22:50 | 大阪 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 感想
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