評価:★★★★☆(90/100)
書名:キッチン
著者:吉本ばなな
1964年生まれ
日本大学芸術学部文芸学科卒
2003年 - 筆名をよしもとばななに改名
内容:
キッチン、満月―キッチン2、ムーンライトシャドウが
収録?されていました
恋愛の喜びと死に接する悲しみ
を中心に据え
他にはない独自の世界を展開している
感想:
とてもよかった
すごくよかった
非常によかった
大変よかった
恋愛や人の死というものがある
その悲しみや苦しみ嘆き
そういったものだけで構成されているのでなく
本当にむしろそっちがおまけのように感じる
キッチンという作品だが
主人公が台所が好き
だからキッチンという名前なのかと思いきや
途中から主人公は
料理研究家のアシスタントになる
そこまで込めてキッチンなのかと思うと
繋がっている感触が心地よかった
キッチンについては
最初の設定が不思議なのだが
いきなり、ほとんど面識の無い人のいえに
居候することになる
そんなばかな・・・と思うが
初めの初めの設定なので
読んでいるうちに
特別にどうということは思わなくなるから
あまりどうでもよいことなのだが
ありえない設定がわざと組み込まれているのか
無意識のうちに書かれているのか・・・
気になるところ
他にもユニークな部分が多い
居候先の母親はニューハーフであったり
ムーンライトシャドウでは
私服の高校にセーラー服で通う男の子が居たり
ある時は話の中心がカツ丼になったりする部分もよい
ユーモラスな言葉を交えつつ
展開されていく物語は
僕の心を惹きつけた
他にも
ある時は人生について深い意味を探るような
数行のメッセージがあったり
とてもよい作品でした
おまけ:
シュール、キャラバン
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