2007年07月17日

感想:我輩は猫である

動機:名作だから


評価:★★★☆☆(60/100)


書名:我輩は猫である

著者:夏目漱石


内容:
書き手である「猫」が
飼い主である主人とその身の回りに起こる出来事を
猫から見た視点で
面白おかしく書いている


感想:
扱っている題材はあまり面白みの無い物が多かった
小説という形はとっているが
著者の主張を小説という形を通してあらわしている
そういった印象を受けた

全体として一つの大きな小説ではなく
11の小話からなる作品だと思う
特に連続性は無かった

明治の大文豪と言うだけのことはあって
文章自体は非常に上手いなと思う
知識も驚くほどに多い
漢文なんぞからも引用していたり
その頃ではまだまだ新鮮だったであろう
西洋哲学
西洋科学
なども積極的に取り入れていた

猫から見た世界を描いていると思うのだが
ところどころ
猫からでは到底分かりえない表現が含まれていた部分など
少々疑問の余地が残る

僕が小説のテーマとして好むのは
死・恋愛だが
これはどちらにも属さない気がする
最初に述べたように
身の回りの出来事から
むしろ社会への批判へと通じている気がする
だから内容は「名作」と言われるほど
すばらしいとは思わない

繰り返しになって申し訳ないが
それでもそんなどこにでもある平凡な出来事から
これだけの本へと変化させる
漱石の文章を起こす能力はすばらしいものではないだろうか

というわけで結局のところ
これも一度くらい読んでおいても損はないよ
といった作品に落ち着くのである


今回はよく読書感想文の宿題になりそうな本なので
その形式で1000字をめどに書いてみた


「我輩は猫である。名前はまだ無い」というあまりにも有名な文句で始まるこの小説だが、この年になるまで読んだことは無かった。しかし、読み出してみると名作と言われるだけのことはあり漱石の面白みの詰まった世界を垣間見ることができたように思う。
 猫の飼い主であるくしゃみ先生は漱石自身がモチーフになったと言われているが、この自身を描く漱石の描き方が何ともいいようがない。どこまで自分を書いているのか分からないが、タカジアスターゼを飲んで胃弱で困っていることや人付き合いが苦手そうな部分など本心な気がした、実際は分からないが。そんな本音が覗いている部分にいいようのない面白みを感じた。
 それにしても博学な猫である。主人やめいてい先生、寒月君の会話などほとんどを理解しているようである。ニュートンだのアリストテレスだのよくもまあ知っているものである。しかし、所詮は猫であって、銭湯は知らないし、ビールも知らない。猫は猫であっていくら博学になってもだめだということだろうか。最後にはビールを飲んで溺れるわけで、ここなど特に知識だけじゃダメだよと暗に示している感がある。
 漱石の主張は随所に散りばめられている。あるときは、小説の大部分を占める猫が書き記す主人たちの会話に、またある時は、それを聞いていろいろごたごたと考える猫の考えの中に秘められている。しかし、一番の主張は結局のところ最後に潜んでいるように思う。最後の主人とその周りとの会話が終わり、終に猫も何かを悟るようである。短く回想をして自分よりも優れた猫がいた事を書く、そのあたりから先ほども書いたビールを飲んで溺れ死ぬという最後にかけての部分が行き着いたところなのだろう。誰しも行き着くのは死という問題なのだろう、僕でさえも死について考えたことはある。猫は死ぬことを最後に「ありがたいありがたい。」と結んで終わっている。僕も結局は死ぬということなのだから何も最後の部分には反対はしない。しかし、その少し前の部分を読めば、「どのように生きたって結局は死ぬのだ。」と解釈できるように思う。僕自身はこれにはどうも同じようには思えず、死ぬまでをどう生きるかこれが大切なのではないかと思う。「どうせ死ぬのさ」と言って、真剣に生きることを止めてしまえば、猫のような境地に至ることはできないだろう。「ありがたいありがたい」といって死ぬことができるのは、死ぬ直前までを真剣に生きたものに与えられた特権。猫は猫として生いっぱい生きた、だからこの境地に至った。そう考えたとき、僕も真剣に生きようと思った。
 最後に、この「我輩は猫である」という一匹の猫から本当にいろいろな事を教わった。さすがは漱石先生といったところだろうか。


ひどい文章だorz


以下はいつものごとく
他の方の感想です
参考にしてください
http://loplos.mo-blog.jp/moge/2005/03/post_4.html






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posted by ぽお at 15:38 | 大阪 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 感想
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